SSIラボは BIM on Cloud ソリューションとしてクラウド仮想デスクトップサービスを提供しています。
SSI Ultra VDI Cloud
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本サービスを提供する上で欠かせないテクノロジーが NVIDIA が提供する仮想 GPU を実現する、NVIDIA GRID テクノジーです。
その NVIDIA はサンノゼで開催している GTC 2018で仮想GPUソリューションGRIDの最新バージョンをリリースし、強化された機能が明らかになりましたのでまとめてみます。

NVIDIA GRID 6.0の新機能
  1.  ライブマイグレーション機能をサポート
  2.  最新の Tesla V100 GPU をサポート
  3.  複数の4kモニターとLinuxをサポート

ライブマイグレーションによりメンテナンス性が大幅に向上

仮想 GPU を搭載した仮想デスクトップは起動しているホストサーバーに依存して、仮想化のメリットであるホストサーバー間のライブマイグレーション機能は利用できませんでした。GRID 6.0 ではこの問題を解決し、VMware / Citrix それぞれのライブマイグレーション機能をサポートするようです。
ただし、ライブマイグレーションにはそれぞれ動作が異なるようです。Citrix XenMotion は利用している仮想デスクトップをユーザーに影響を与えず移行することができるとありますが、VMware vSphereをつかったマイグレーションでは、仮想デスクトップのアプリケーションを維持した上で、一時停止し、互換性のあるホストサーバー環境で仮想デスクトップを再開するという違いがあるようです。
いずれにしても、ライブマイグレーション機能のサポートでメンテナンスなどの運用業務の負担は大幅に下がることになるので本機能を要望していたカスタマーも多かったのではないでしょうか?
ただし、本機能の採用を検討する際には、しっかりと動作内容を確認したほうが良さそうです。

NVIDIA Tesla V100で超ハイエンド仮想デスクトップを構築

GRID 6.0 では最新の Tesla GPU V100をサポートするようです。NVIDIA Quadro vDWS を適用することで、従来の Tesla GPU より以下のような効果が期待できるようです。

  • リアルタイムのインタラクティブなシミュレーションを最大55%速く実行
  • フォトリアリスティックな画像のレンダリング時間を最大80%高速化
  • ディープ・ラーニングの強化されたアプリケーションを活用して、設計プロセス全体を通してより流動的で視覚的に実現

この数値自体はメーカー公表値のため、実際のパフォーマンスは見てみないとわからない部分は多いですが、仮想デスクトップではパフォーマンスが足りず作業できないという時代はほぼなくなってくるのではないでしょうか?
BIM on Cloud を提供する弊社としてもパフォーマンス向上は非常に大きなポイントとなりそうです。

オフィス向けデスクトップ機能も強化されヘルスケアや金融に有効

機能強化された GRID vPC では、複数の4Kモニタのサポートや、大きなフレームバッファをサポートするようです。こうした機能はヘルスケアや金融サービスにとっては有効な機能となってくるようです。
また、これまで仮想デスクトップのOSはWindowsのみサポートされていましたが、Linuxもサポートすることとなり、これまでより多くの企業やユーザーへアプローチできる仕様となったようです。

以上です。
まだ、発表された直後の資料をもとにまとめた記事ですので、これからさらに新しくなったGRID 6.0の機能がわかるようになると思います。

NIVIDAからの情報も合わせて、また新しい「SSI Ultra VDI Cloud」を提供できるよう研究していいきます。

(本記事はhttps://blogs.nvidia.com/blog/2018/03/27/live-gpu-migration-virtualization/からの情報をもとに作成しています)

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