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SSD速度診断(dd コマンド)

こんにちは。
先日新しいSSDを買いました。
今まで使ったことのないSSDだったので、いろいろとテストをするのですが、
今回はその中の一つの速度診断をご紹介したいと思います

速度診断とはディスクが書き込む速度を見るテストで、手法も簡単なので皆様も新しいSSDを買ったらぜひ試してみて下さい。


この速度診断の見方はvSphereClientでESXiサーバーにログインすることが可能な方が速度を見る手法になります。
ですが、ESXiサーバーをお使いでない方もホストにsshで繋ぐことが可能であれば実行可能です。この場合、速度は目視できませんが、どれくらいの時間で終わったかはわかります。

テストまでの事前準備
・テストしたいSSDの入ったサーバーの起動
・RAIDの構築(なんでもOK!)
・ESXiのインストール
・vSphereClientのインストール
・sshの許可

これだけです。特に専用機材などは使わないので、すでに使っていたSSDでも気軽にスピードテストができます。

それではいきましょう。

1.sshでスピードを図りたいSSDの入ったホストにログイン

2.cdコマンドでSSDに移動
# cd /vmfs/volumes/データストア名
3.ddコマンドでファイルを書き込む(下記コマンドだと100GBのファイルを生成) # dd if=/dev/zero of=tempfile3 bs=1M count=100000
上記コマンドの【count=100000】の数値はなんでもOKです。

4.vSphereClientでホストにログイン

ryusho-blog1-201722
5.ホストのパフォーマンスタブをクリック

ryusho-blog10-201722
6.切り替え先をディスクに変更



ここでディスクの書き込み速度がわかります。

ryusho-blog9-201722
この場合、約900メガも速度が出ていることがわかります。
興奮レベルですね。。。www

※この例はddコマンドでのものなので書き込みのみですが、cpコマンドになると書き込みと読み取りを同時に行うので、速度はかなり変わってきます。

今回はディスク6枚のRAID5で診断しているので、枚数やRAIDにより速度は変わってきますが、やり方は簡単なので色々と試してみてはいかがでしょうか。


今回はこれで以上となります。
次回の更新をお楽しみに!お疲れさまでした。

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