【cacti関連】ウェザーマップ作成手順
こんにちは!
いきなり気温が上がって夏日が続いてますね!
熱中症など体調管理に気をつけてください(`・ω・´)ゞビシッ
では本題へ…
今回からは数回に分けてCacti関連の投稿をしていきます。
cactiとは、サーバのリソースを監視する自動モニタリングツールです。
弊社の24/7の監視のためのツールのひとつとして、このcactiを利用しています。
このcactiのプラグインのひとつとして、ウェザーマップがあります。
このプラグインは、ほぼリアルタイムでネットワーク図の上に、トラフィック量や各種グラフ・数値などを表示できるツールとなっております。
ウェザーマップを使用することにより、ネットワーク全体のトラフィックを俯瞰することができるため、ネットワークに問題が発生した時などに、異常トラフィックの発生源を突き止める場合などの手助けになります。
ウェザーマップはcactiのプラグインとして別途インストールするする必要があります。
インストール方法は<こちら>など参考になさってください。
では今回は「ウェザーマップ作成手順」についてご紹介します。
1. WetherMap画面の下の「Editor」から編集画面に入る
2. 新規作成の場合は「Create A New Map」にMapの名前を入れて【Create】を押す。
既存のMapを修正する場合は「Open An Existing Map」の下にある一覧から修正したいMapを選んでクリックする。
3. 機器などを追加するときは、【Add Node】を押し、カーソルをノードを追加したい場所に置いてクリックする。
4. 追加されたノードをクリックすると、詳細を編集できる。
・Position:ノードの表示位置。XY座標で指定する。
・Internal Name:設定上のノード名。他のノードと被らないようにする。
・Label:画面で表示する名前。
・Info URL:(必須ではない)
・‘Hover’ Graph URL:マウスオーバーした時に表示される画像。Cactiのグラフを指定する。(必須ではない)
▽グラフを指定する画面
・Icon Filename:画面上の表示に使用する画像。
▽アイコンの選択画面
・【Delite】ボタン:ノードを削除する。
・【Clone】ボタン:ノードを複製する。
5. ノードとノードの間の通信を表すには、「Add Link」を押す。
先に通信の発信元をクリック。
次に発信先をクリック。この順番を逆にすると、矢印の方向が逆になり、グラフが逆になってしまうので注意。
例)SW1とServerをつなぎたい場合は以下のようにする。
1. Add LinkをクリックしてからSW1をクリック。
2. SW1の枠が赤くなる。そのあとにServerをクリック。
3. SW1とServerがリンクされる。
ノードをつなぐ際は、Source-Destの順につなぐようにする。また、参照するグラフはSource側を選択する。(間違えると矢印の方向が逆になってしまう。)
6. 矢印をクリックすると、リンクを編集できる。
・Maximum Bandwidth Into:リンクの速度(In)の設定。ここで設定したスピードに対してのパーセンテージで矢印の色を変化させる。
・Maximum Bandwidth Out of:リンクの速度(Out)の設定。Inと同じならSame As Inのチェックボックスをクリック。
・Data Source:参照するRRDのファイルを指定。「Pick from Cacti」を押して、Cactiのどのデータをを引っぱってくるか決める。
・Link Width:リンクする線の太さの設定。
・Info URL:線をクリックしたときに表示されるURL(必須ではない)。
・Hover Graph URL:マウスオーバーした際に表示される画像の指定。Cactiのグラフを指定。
・IN / OUT Comment:(必須ではない)
・【Delete Link】ボタン:リンクを削除する。
・【Via】ボタン:基本的にリンクの矢印は2点間を直線で結ぶ。これでは線が重なってしまって見えなくなる場合、このボタンを押して線を曲げて表示させることができる。
▽【Via】を押して線を曲げて表示させた例
7. メインメニューの説明
・Change File : ファイルの選択に戻る。
・Add Node : マップ上にノードを追加する。
・Add Nodeをクリックしてから、ノードを追加したい場所でマウスをクリック。
・Add Link : マップ上のノードとノードをつなぐ。
・Position Legend : 凡例をどこに置くか設定する。
・Position Timestamp : マップ作成日時の情報をどこに置くか設定する。
・Map Properties : マップそのものの情報の設定。
・Map Style : マップ上のフォントや矢印の形を設定します。
・Manage Colors / Manage Images :
・Editor Settings : Editorの設定
以上で終了です。お疲れ様でした!
次回もcacti関連で「デバイスの追加とグラフの作成方法」について投稿します☆
いきなり気温が上がって夏日が続いてますね!
熱中症など体調管理に気をつけてください(`・ω・´)ゞビシッ
では本題へ…
今回からは数回に分けてCacti関連の投稿をしていきます。
cactiとは、サーバのリソースを監視する自動モニタリングツールです。
弊社の24/7の監視のためのツールのひとつとして、このcactiを利用しています。
このcactiのプラグインのひとつとして、ウェザーマップがあります。
このプラグインは、ほぼリアルタイムでネットワーク図の上に、トラフィック量や各種グラフ・数値などを表示できるツールとなっております。
ウェザーマップを使用することにより、ネットワーク全体のトラフィックを俯瞰することができるため、ネットワークに問題が発生した時などに、異常トラフィックの発生源を突き止める場合などの手助けになります。
ウェザーマップはcactiのプラグインとして別途インストールするする必要があります。
インストール方法は<こちら>など参考になさってください。
では今回は「ウェザーマップ作成手順」についてご紹介します。
1. WetherMap画面の下の「Editor」から編集画面に入る
2. 新規作成の場合は「Create A New Map」にMapの名前を入れて【Create】を押す。
既存のMapを修正する場合は「Open An Existing Map」の下にある一覧から修正したいMapを選んでクリックする。
3. 機器などを追加するときは、【Add Node】を押し、カーソルをノードを追加したい場所に置いてクリックする。
4. 追加されたノードをクリックすると、詳細を編集できる。
・Position:ノードの表示位置。XY座標で指定する。
・Internal Name:設定上のノード名。他のノードと被らないようにする。
・Label:画面で表示する名前。
・Info URL:(必須ではない)
・‘Hover’ Graph URL:マウスオーバーした時に表示される画像。Cactiのグラフを指定する。(必須ではない)
▽グラフを指定する画面
・Icon Filename:画面上の表示に使用する画像。
▽アイコンの選択画面
・【Delite】ボタン:ノードを削除する。
・【Clone】ボタン:ノードを複製する。
5. ノードとノードの間の通信を表すには、「Add Link」を押す。
先に通信の発信元をクリック。
次に発信先をクリック。この順番を逆にすると、矢印の方向が逆になり、グラフが逆になってしまうので注意。
例)SW1とServerをつなぎたい場合は以下のようにする。
1. Add LinkをクリックしてからSW1をクリック。
2. SW1の枠が赤くなる。そのあとにServerをクリック。
3. SW1とServerがリンクされる。
ノードをつなぐ際は、Source-Destの順につなぐようにする。また、参照するグラフはSource側を選択する。(間違えると矢印の方向が逆になってしまう。)
6. 矢印をクリックすると、リンクを編集できる。
・Maximum Bandwidth Into:リンクの速度(In)の設定。ここで設定したスピードに対してのパーセンテージで矢印の色を変化させる。
・Maximum Bandwidth Out of:リンクの速度(Out)の設定。Inと同じならSame As Inのチェックボックスをクリック。
・Data Source:参照するRRDのファイルを指定。「Pick from Cacti」を押して、Cactiのどのデータをを引っぱってくるか決める。
・Link Width:リンクする線の太さの設定。
・Info URL:線をクリックしたときに表示されるURL(必須ではない)。
・Hover Graph URL:マウスオーバーした際に表示される画像の指定。Cactiのグラフを指定。
・IN / OUT Comment:(必須ではない)
・【Delete Link】ボタン:リンクを削除する。
・【Via】ボタン:基本的にリンクの矢印は2点間を直線で結ぶ。これでは線が重なってしまって見えなくなる場合、このボタンを押して線を曲げて表示させることができる。
▽【Via】を押して線を曲げて表示させた例
7. メインメニューの説明
・Change File : ファイルの選択に戻る。
・Add Node : マップ上にノードを追加する。
・Add Nodeをクリックしてから、ノードを追加したい場所でマウスをクリック。
・Add Link : マップ上のノードとノードをつなぐ。
・Position Legend : 凡例をどこに置くか設定する。
・Position Timestamp : マップ作成日時の情報をどこに置くか設定する。
・Map Properties : マップそのものの情報の設定。
・Map Style : マップ上のフォントや矢印の形を設定します。
・Manage Colors / Manage Images :
・Editor Settings : Editorの設定
以上で終了です。お疲れ様でした!
次回もcacti関連で「デバイスの追加とグラフの作成方法」について投稿します☆