先日、鹿児島で行われた『BIMフェス2019』に参加してきました。今回は、参加レポートとしてSSIラボのBIM担当 松岡がお伝えします。

目次

BIMフェスとは?

鹿児島の設計事務所 ixrea を中心に鹿児島県内に BIM の魅力を発信する地域イベント。今回は第2回目の開催で、「どう活かす?BIM の可能性!」というテーマで開催されました。

会場の雰囲気

開催は5月18日(土)に行われました。休日で更には雨模様ということでしたが、100人近くの参加者が来場されました。BIMに対する熱量が伝わってきました。
イベントはセミナー形式で、講師2名(日建設計 石田氏・熊本大学大学院 大西准教授)とユーザー(ユーミーコーポレーション 植囿氏 / ixrea 長元氏)がそれぞれ登壇しARCHICADやRevitの最新動向や、ARやVRでの活用、BIMの確認申請の事例などを来場者にプレゼンテーション。イベントの最後は登壇者とメーカでパネルディスカッション。来場者からの質問をもとに、活発な意見交換が行われました。

懇親会

セミナー終了後は懇親会。登壇者やメーカとのざっくばらんに談笑や、メーカからの最新情報の提供、さらには急遽、講師 石田氏の「ARCHICAD講座」が開催されるなど、充実した懇親会となりました。
それにしても、懇親会で出された料理なのですが、ケータリングでなくすべて手作りだったそうです!!ものすっごく豪華で、オシャレで、しかも、しかも、どの料理もとんでもなく美味しかったのです!!
ご提供いただきありがとうございました。

BIMフェスに参加してみて

BIM元年から10年と言われていますが、まだまだ、CADが建設業の主力ツールです。そんな中、BIMの情報発信をメーカ主体でなく、ユーザや関連企業の方で主催されていることにものすごい熱量を感じました。主催の根底には、“同じ志を持った人と意見交換し、切磋琢磨する”ということがあるそうです。企業やメーカなどが垣根を超えて、BIMの魅力を伝える今回のイベントはとても素晴らしいなと感じました。

そんな中、BIMの普及にはクラウドやICTといったツールは改めて不可欠だと気づいたイベントでもありました。
例えば、大西准教授のお話によれば、BIMを学んだ生徒の方は、「BIMを採用していない企業には就職したくない」という感想を抱いているそうです。CADと異なり、BIMには多くの情報が含まれています。情報の取り出し方や活かし方は、様々なツールによって実現されて実現されますが、これにはコンピュータ、ネットワーク、プログラムなど、建築以外の知識がどうしても必要となります。こうした分野外のツールを建設業が採用するには、日頃からアンテナを高く張り、情報収集する姿勢が必要となります。
また、BIMの確認申請にしても、まだまだ取り組みは始まったばかりだという現実で、紙(図面)による申請が主流だということです。ユーザ事例でも、押印するために役所まで出向いたというエピソードを語られていました。時代は「令和」となりましたが、やり方はまだ「昭和」なんだなぁと思ったと同時に、行政や自治体は企業の便利にする取り組み追従する上でも、クラウドやICT活用に積極的になってほしいと感じました。

BIMフェスは早ければ、今年の秋に開催されるようです。ご興味ある方はぜひ今後もチェックしてみてはいかがでしょうか?
私もまた伺えることを期待しております。
以上、松岡でした。

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