ARCHICAD チームワークをテレワークで利用する(其の三)

前回に引き続き、「ARCHICAD チームワークをテレワークで利用する」をテーマにした投稿です。
過去二回は、会社で使っているARCHICAD チームワークをそのまま在宅で利用するための方法を解説しました。三回目は、クラウドサービスを利用した、テレワークの始め方です。
BIMcloud について知ろう
ARCHICAD チームワークをご利用の方であればご存じの方も多いと思いますが、チームワークをするためにBIMcloudを利用します。BIMcloud を使うことで、モデルが共有され、ARCHICAD で同時に編集することができるようになります。設計コラボレーションするための画期的ツールです。 ただ、BIMcloud はクラウドのサービスではないところがややこしいところです。

一見、“クラウド”という文字が入っているので、グラフィソフトの提供するサービスのように思われるかもしれませんが、そうではありません。ARCHICAD やBIMx と同じように、BIMcloud というソフトウェアです。BIMcloud をサーバーやパソコンにインストールすることで、チームワークするためにモデルを保管できるようにします。たいていの場合、BIMcloud はオフィスのパソコンかサーバーにインストールされています。
BIMcloud なのに簡単にテレワークできない理由はここにあります。では、BIMcloud をクラウド化すればどうでしょうか?
クラウドでBIMcloud を利用しよう
クラウドは、インターネットが利用可能であれば、ご自宅でも、会社でも、どこからでも使うことができます。つまり、単純にBIMcloud をクラウド化すれば、簡単にチームワークをテレワーク化することができます。前回までにご説明したネットワーク工事ももちろん不要です。
しかし、クラウド化といっても、サーバーや、ネットワーク、セキュリティについてどんなものを選べばいいかわからないですよね?でも、そんな方でも安心してご利用できるサービスがあります。エスエスアイ・ラボが提供する UC for BIMcloud です。

エスエスアイ・ラボでは、グラフィソフトのパートナーとして、 UC for BIMcloud というチームワーク専用のクラウドサービスをご用意しています。
チームワークに必要な、「サーバー」、「ネットワーク」、「セキュリティ」、このすべてをパッケージ化して提供していますので、「クラウドってなんだ!」という初心者の方でも安心してご利用いただけます。
しかも、初期費用は1万円、月々の利用料は2万円から初期費用はなし、月々の利用料は3万円から。また、最短でお申込みの翌日から使い始められます。
クラウドといっても使い方は、これまで通り。なにも変わりません。
ユーザーを作成し、チームワークしたいデータをクラウドにアップロードするだけ。
あとは、ARCHICADからクラウドへ接続すればこれまでと同じように使えます。
お困りの際には、もちろん、エスエスアイ・ラボとグラフィソフトでサポートいたしますのでご安心ください。
まとめ
今回は、会社で使っている ARCHICAD チームワークをそのまま在宅で利用する方法(其の三)をお伝えしました。今回の要点についてまとめます。
- BIMcloud はグラフィソフトの提供するサービスではない
- BIMcloud をクラウド化すれば工事不要でテレワークができる
- UC for BIMcloud は、「サーバー」、「ネットワーク」、「セキュリティ」をパッケージしたサービス
初期費用は1万円、月々の利用料は2万円から初期費用はなし、月々の利用料は3万円から、最短翌日より利用可能
次回は、ARCHICAD チームワークをテレワークで利用する(其の四)として、UC for BIMcloud について、さらなるメリットと導入実績についてお伝えします。
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