タメイケグルメ015：鳥酎
エスエスアイ・ラボの最寄駅、溜池山王駅は、東京メトロ銀座線の中でも最も新しい駅である。
「溜池山王駅はエスエスアイ・ラボへの来社時にしか降りないな」という方にも、「溜池山王駅で降りたことはないな」という方にも、溜池山王駅で途中下車したくなるような、そんな一皿をご紹介する。
題してタメイケグルメ。
他の店に行くときは「お昼外で食べてきます」としか言わないのに、鳥酎に行くときだけは「鳥酎行ってきます！」と付け加えてしまう。会社を出る前からテンションを上げてくれる店は中々ない。また、溜池の交差点を渡るか渡らないかは、溜池山王で働く人々にとって店選びの重要なポイントのうちの一つではあるが、それでいくと鳥酎は間違いなく「交差点を渡ってでも行くべき店」である。
エスエスアイ・ラボからは、溜池の交差点と溜池山王駅を超えた先に位置している。小道へ入って、賑わっている定食屋さんや天丼屋さんの並びに鳥酎もある。初見だと、メニューの書かれた大きな看板の脇から階段を降りる必要があるため、混んでいるか判別できないし、店の雰囲気がまったく分からず二の足を踏んでしまうかもしれない。だが、もう四の五の言わず、足元に気をつけて階段を下りてほしい。大丈夫だから。
焼鳥屋さんだが、ランチでは、唐揚げや油淋鶏、鶏飯など鶏肉メインのボリュームたっぷりの定食が食べられる。定番で(確か)一番人気は漬け鶏南蛮(チキン南蛮)。春夏秋冬いつ食べても美味い。しかも、この値上げ値上げの時世でも変わらず800円とお手頃価格(2023年4月現在)。
そして鳥酎といえば、込み合う店をいつも元気はつらつな接客で回している店長も名物で、店長のファンも多いのである。かくいう私も心が荒んできたとき、いきいき働いている店長の声を聞きに行こう……と足を運んだことは数えきれない。のだが、何故だか店長に会える率が異様に低い。ブログ記事にするぞ、と足を運んだ4月某日も会えませんでした。また行かなきゃ！！！
以前、そのことを店長に話したら「あらー！大体いますけどねえ！(※一度でも鳥酎に行ったことのある人ならおそらく店長の声で脳内再生されます)」とのことだったので、皆さんにはぜひ、店長のいる日に漬け鶏南蛮を味わってほしい。美味しさ倍増すること間違いなし。以上、経理部nakahataでした。
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