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Ubuntu 22.04のインストール

こんにちは、お疲れ様です!
技術部のホルトベッカです!

2024年に最後のCentOSはサポート終了されるため、どんどん別のLinux OSに移動すると乗り換えがスムーズになるかと思います。CentOSの代わりに最近よくUbuntu 22.04を使っています。

本日はUbuntu版の VMWare ESXi 仮想マシンへの新規インストールを紹介したいと思います。


まずはESXiの管理画面にて新しい仮想マシンを作って、UbuntuのISOファイルをマウントします。
システムをブートするとOSのインストールが始まります。

最初の2つの画面では言語やキーボードレイアウトを選択できます。日本語がないため、エンターキーを2回押して、デフォルトの英語/USキーボードで進みます。
(公式のUbuntu OSは日本語が含まれていませんが、Ubuntu Japanese Teamが開発している「Japanese Remix」と言う、OSを和訳しているディストリビューションもあります。)

次の画面に「Ubuntu Server」または「Ubuntu Server (minimalized)」の選択肢があります。
Minimalizedの方はOSが動く用のベースのソフトだけ、Serverの方はよく使われているソフトが
インストールされます。✖️がついているオプションを変更したい場合はスペースキーで他のオプションを選択できます。
今回はデフォルトの「Ubuntu Server」のままでエンターキーで進みます。

続けてネットワーク設定を行います。

今回はIPv4での設定で説明します。
表示されているネットワークアダプター(例:ens160)を選択し、その右側にポップアップする”Edit IPv4″を選びます。続いて「Manual」にて選んで、次に開く画面でサブネット、IP、ゲートウェイとネームサーバーを下記の画像の様に入力します。

注意!
設定を「save」にて保存する瞬間からネットワーク接続が繋がりますので、必ず使用したいIPが他と被らない様にご確認ください!

ネットワーク設定が完了した後に、次の2つの画面で必要な場合にプロキシーサーバの指定とUbuntuのアーカイブミラーを編集できます。テスト環境でプロキシサーバを使わないので、そのまま進みます。ミラーはデフォルトで問題ないので、こちらも「Done」にて進みます。
[プロキシサーバ:直接ではなく、代理サーバを通ってインターネットにアクセスします]
[アーカイブミラー:Ubuntuのインストールデータを取得する場所です]

ダウンロードした時に使用したISOファイルより新しいバージョンがリリースされた場合、「Update to the new installer」と「Continue without updating」の選択肢があります。
※新しいインストーラーバージョンにアップデートしなくても、後ほど最新バージョンにアップデートが可能です。


次はストレージの設定を行います。「Use an entire disk」が✖︎になっているまま「Done」を押します。

「File System Summary」が開きましたら「Used Devices」の下にある、「mounted at /」の行を選択して、右側にポップアップする「Edit」を選択します。

今回はパーティションを追加しなくて、すべてのディスク容量を / に使いたいです。なので下記画面に「Size」に書いてある数字を消してから「Save」を押します。そうすると全ての空いているスペースは自動的に / に追加されます。

「File System Summary」に戻ってから「Done」にて進みます。ディスクの設定変更にあたってはディスクがフォーマットされますので、データが削除されても問題ないかと言う確認画面が表示されます。「Continue」にて進みます。


続いてユーザプロファイルを作ります。CentOSと違って、rootユーザを作成できません。また、こちらで作成するユーザはadmin権限がありませんので、インストールしてからrootに切り替わるか作成したユーザの権限を変更する必要があります。


最後の2つの画面は追加ソフトをインストールできます。まずはサーバーにSSH接続したい場合に必要のOpenSSLを選択できます。
その次の画面では多数のスナップと言うプログラムコンテナをインストールできます。
使用したいソフトがあればスペースキーで選択してから進みます。

上記は最後の設定ページです。「Done」を押すとインストールが始まります。しばらく時間かかります。インストールが完了しましたら「Reboot」が画面の下に表示されます。


注意!
サーバを再起動する際に「Failed unmounting /cdrom」のエラーが表示されます。OSを正常にブートできるためはESXi管理画面にて仮想マシンをパワーオフし、「編集」にて仮想マシンの設定を開いて、ISOファイルをアンマウントします。ISOファイルがない状態でOSは問題なくブートします。

以上となります。
お疲れ様でした!

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