失敗しない BIMcloud 導入講座~BIMcloudの仕組み編~


突然ですが、皆様はBIMcloudが一体どのようなものなのかご存知でしょうか。
「導入するには何が必要?」「管理の仕方は?」「そもそもBIMcloudって何?」
BIMcloud導入に関して、わからないことも多いと思います。
そこで、BIMcloudの導入方法や管理の仕方を4回に分けて詳しく解説していきたいと思います。
第一回目は「BIMcloudの仕組み編」です。
BIMcloudの仕組み

まずは、BIMcloudとは何かご説明いたします。
BIMcloudとは、ARCHICADやBIMxのようにGRAPHISOFTが提供しているソフトウェアです。
名前だけ見るとわかりにくいのですが、BIMcloudはソフトウェアだということを覚えておいてください!
BIMcloudは、BIMcloud Manager と BIMcloud Server で構成されております。省略して、 BCM ・ BCS と呼んでおります。
BCMは、プロジェクトやユーザーの作成など、BIMcloudの管理機能を担っています。
BCSは、プロジェクトデータの保存先として、BIMcloudのストレージ機能を担っています。
BCMとBCSがセットでBIMcloudとなります。
BCSの容量が足りなくなれば、新たに追加できます。※BIMcloud Basicではできません。
BIM 設計コラボーレーションを実現する BIMcloud
BIMcloudを中心に、ARCHICAD・BIMx だけではなく、図面・PDFなどのファイルの保存や非ARCHICADユーザー・設備/構造などの連携するソフトウェアとの一貫したチームワーク設計を行うことができます。
これにより、BIMcloudを中心としたBIM設計コラボレーションが実現できます。
まとめ
今回は、「BIMcloudの仕組み」をご紹介しました。今回の要点についてまとめます。
- BIMcloudはGRAPHISOFTが提供するソフトウェア
- BCM と BCS がセットでBIMcloud
- BIMcloudでは、BCSが足りなくなれば新しく追加できる
- BIMcloudを中心とした、BIM 設計コラボーレーションを実現
次回は、「BIMcloud動作環境編」として、BIMcloudを快適に動かすために推奨する環境をご紹介いたします。
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