BIMクラス「BIMcloudコース」を受講してきました
2018年も残りわずか。先日、会社の忘年会でした。おかげさまで、今年は弊社にとって良い一年だったと言える内容でした。良い意味で今年を忘れ、また来年へと心機一転頑張ろうと誓った日となりました。
さて、今回のエントリーは BIMcloud を利用してチームワークを始めたい方必見の内容です。 グラフィソフトジャパンがついに BIMcloud 向けのトレーニングコース、BIM クラスを開設しました。 この度プレオープンに招待され、実際に受講してきた様子をお伝えできればと思います。
BIMクラスについて
BIMクラスは、GRAPHISOFT VIPservice会員向けのトレーニングカリキュラムです。
ARCHICADの使い方をステップアップさせるため、短時間でテーマごとに集中して習得を目指します。
対象者は、JUMP1-3を受講済み、もしくは同等のスキルが有る方向けとなっております。
※ARCHICADの基本操作/コマンドなどのベーシックレベルの説明はございません。
現在開催中のコンテンツは3つです。
- CineRender
- BIMx
- BIMcloud
BIMクラス受講希望者は、VIPserviceポータルから申し込みを行う事ができます。
今回、受講してきたBIMcloudのカリキュラム詳細は以下となっております。
BIMcloudコース・カリキュラム詳細
BIMcloud/BIMcloud Basic を使えば、プロジェクト規模、オフィスの所在地 に関わらず 安全でリアルタイムの共同作業が可能になります。
- BIMcloud 構成、主な機能
- BIMcloud の管理画面
- 各パネルの操作( サーバー、役割、ユーザー、プロジェクト)
- 運用TIPS
チームワーク機能を提供するBIMcloud/BIMcloudBasic の管理画面を実際に操作しながら各パネルの操作、運用のTIPS を学びます。
実際に受講してきました
会場はグラフィソフトジャパン本社(赤坂見附)のセミナールームです。
指定された席に着席すると、PCと受講テキストが準備されています。
講義はテキストに沿って進められ、適宜BIMcloudの管理画面を操作します。
ちなみに、本講義では一切ARCHICADを操作することはありませんでした。
講義は、BIMcloudの構成や主な機能などの座学から始まります。
次に、BIMcloudの各コントロールパネルの役割を、操作して学びます。
具体的には、サーバー / 役割 / ユーザー / プロジェクト の4つの設定方法と、
その結果を具体例を挙げて説明してもらえます。
トータル2時間のコースでしたが、感想として、これからチームワークを始めようと考えている方、 すでに始めているがイマイチ管理方法がつかめていない方は、ぜひ受講いただきたいと思いました。
クラウドサービスを常に運用している当社からみてもBIMcloudの役割設定はかなり複雑で、
専門知識がないと的確に設定することができません。
更に、モデルを共有するという特性上、正確なユーザーの権限設定がなされていないと
意図せぬところでデータの流出などの事故を起こしてしまう可能性もあります。
本コースはユーザーの権限や役割を唯一教えてくれるカリキュラムです。
今後、BIMcloud管理者の方は必須のコースになるのでは?とも感じました。
ぜひ、一度VIPserviceポータルにログインいただき内容を確認いただければと思います。
https://vipservice.graphisoft.co.jp/classes/
本記事を参考にしていただき、少しでもお役に立てれば幸いです。