WindowsでPythonを実行する方法

お疲れ様です。技術部の向坂です。
本日はWindowsでPythonを実行する方法について紹介します。
PythonをWindowsで使いたいけど使えないのだけどどうしたらいい？という実体験から書きます。
まず、WindowsにはPythonがインストールされていないのでインストールするところからスタートです。
それではさっそく

1. Pythonのインストール

1.1 Python公式サイトにアクセスします。

https://www.python.org/

1.2 Windows用のインストーラーをダウンロードします。

PCでサイトにアクセスした時に自動で判断して使用しているOSのインストーラーが表示されます。
特定のインストーラー希望の場合はメニューから適宜選択してください

1.3 ダウンロードしたインストーラーを実行します。

1.4 インストール画面で下部の「Add Python to PATH」にチェックをいれてから「Install now」をクリック

1.5 以下の画面に推移したらインストール完了です。

1.6 動作確認

キーボードでwindowsキーをクリックして「cmd」と入力してコマンドプロンプトを立ち上げます。
python --version
　 と入力してエンターを実行してPythonのバージョンが表示されるかを確認してください。
※よくあるのがインストールする時に「Add Python to PATH」にチェックマークを入れずにインストールすることです。
失敗する場合は再インストールをしましょう。

2. Pythonを使ってみる

2.1 Pythonシェルの起動

コマンドプロンプトで以下を実行します。
python

2.2 簡単なコードを実行してみる

以下のように入力してエンターをします。
print("Hello, World!")

2.3 ???

しかし、このままだとどうやって使うの？と想像がつかないと思います。次のステップにいきましょ。

3. スクリプトファイルで実行

3.1 メモ帳でスクリプトファイルを作成

まずはwindowsに標準で搭載されているメモ帳でスクリプトファイルを作成してみましょう。
メモ帳を開き、以下を入力

3.2 ファイルを保存

任意のファイル名で保存します。
拡張子は.pyを使用してください。
ここでは「hello.py」で保存

3.3 作成したスクリプトファイルを実行

実行するに一番簡単な方法はコマンドプロンプトに先程作成した「hello.py」をドラッグ&ドロップすることです。
自動でファイルパスが入力されるのでエンターを押すだけですが以下のスクショはあえてファイルの階層を移動しています。
今回はC:直下に「hello.py」を保存したので「C:」という場所に移動してから「hello.py」を実行しています。
上のほうのエラーは「C:¥WINDOWS¥system32」という場所で「hello.py」を実行して、PCからそんなファイルないよと怒られているエラー内容です。
なのでファイルが存在する「C:」という場所に移動して実行しています。

3.4 補足

今回は拡張子「.py」で保存としましたが、「.py」で保存するとWindowsが.pyはPythonを使用するんだと判断してPythonを実行してくれます。
もちろんPythonを実行してくれれば問題ないので「.py」でなくとも「.txt」などの他の拡張子でも実行できます。
その場合は実行するファイル名の先頭に pythonをつけてあげると「.txt」でも実行できます。
以下のようになります。
python hello.txt
※ファイルパスには気を付けてください。

以上です。
実際には出力した内容をPDFで出力したいやCSVに出力したいなどがあると思いますが、まずはpythonを動かしてみましょう。
その時に使用するファイルパスを意識してみてください。
それでは本日もお疲れ様でした。