BIMcloud導入検討中のお客さまから、ほぼ毎回問い合わせ頂く質問があります。それは、ライセンスについてです。今回は、ちょっと分かりづらい、BIMcloudのライセンスである『BIMcloud User License』略して『BUL』(バルと呼んでいます)について、BIM担当 松岡が解説します。

ライセンスに関して、具体的にどんなご質問を受けるかというと、おもに3つに集約されます。

  • ARCHICADライセンス数と同じ本数必要ですか?
  • ARCHICADライセンスと紐づくのですか?
  • ARCHICADライセンスも一元管理できるようになるのですか?

ご質問に関する回答は、ぜ~んぶ「NO」なんです。意外でしたか?
一つひとつ解説する前に、まずはBULの仕組みについてご説明します。

BIMcloud User Licenseの仕組み

まず、BUL の説明をわかりやすくするために、BIMcloud を倉庫と置き換えて説明します。

倉庫には ARCHICAD のプロジェクトファイル (.pln) が保管されています。この倉庫は、幹線道路沿いに面したアクセスの良い場所に設置されており、共同で作業するには絶好の機能を提供します。

しかし、倉庫に誰でも入れると困りますよね?そのため、ユーザーとパスワードを登録し、事前に入館できる人リストを作成します。まず、倉庫に入りたければこのリストに登録されていなければ、入館することはできません。

そして、もう一つのセキュリティがかかっています。それは、入館証を配布し、倉庫に同時に入館できる人数を制限するのです。入館証は予め定められた枚数用意されており、受付で順番に配布していきます。すべて配り終えてしまうと次の人は、入館証が戻ってくるのを待つか、管理者が誰かを強制退出させるしか方法はありません。このようにして、セキュリティを保ち共同作業できるように設計されています。

BIMcloud の入館証 = BIMcloud のライセンス

例えが長くなりましたが、同時入館を制限する入館証こそが、BULの正体です。

同時に作業できる人数を10人したければ、10ライセンス必要ですし、30人であれば30ライセンス必要になってきます。リストに登録されている人数は関係ありません。

また、ライセンスは同時接続だけを管理するので、社外関係者などを招いてチームワークすることが簡単にできます。リストにユーザーを登録するだけで良いのです(ファイルへのアクセス権限は管理する必要がありますが、今回はライセンスの話のため割愛します)。BIMcloud に接続するARCHICAD のライセンスは誰のものでも構いません。全く、BUL とは依存していなので、コラボレーションが簡単に可能となります。

これを元に、ご質問を解決しましょう!!

質問1.ARCHICADライセンス数と同じ本数必要ですか?

いいえ、必要ありません。BIMcloudに同時アクセスする人数を制限するもので、同じ本数にする必要がありません。チームワークを利用する頻度や、プロジェクトメンバーに応じて購入いただければ問題ありません。

質問2.ARCHICADライセンスと紐づくのですか?

いいえ、紐づきません。ライセンスの払い出しは、接続順で行われユーザーごとに固定に割り当てられるものではありません。また、ARCHICADのシリアル登録なども一切ありません。ただし、BIMcloudの設定で、ユーザーに固定に割り当てる機能はあります。この場合、固定割当されたユーザーは同時接続数の影響なく利用できます。

質問3.ARCHICADライセンスも一元管理できるようになるのですか?

いいえ、できません。BIMcloudに同時アクセスする人数を制限するもので、ARCHICADライセンスサーバーではありません。ARCHICADのライセンスサーバーは別途ご用意ください。

以上が、BIMcloud User Licence の全容です。いかがでしたか?

「まだまだ、わからない!!」という方は、是非、個別にお問合せください。しっかりご説明いたします。

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